初東上の弥生賞

はしゃいじゃってるような不安なような若駒Sから約一ヶ月。
その間に週刊ギャロップではディープの連載が始まったり、各競馬月刊誌で大特集が組まれたりと俄然注目を集めてきてました。勿論POG仲間からも賞賛やら嫉妬やらの嵐でした。
弥生賞までの中間の調教も順調そのもの。この辺りから追い切りもビシバシと攻めずに軽めの調整になりましたね。
兎に角そのころは先行して欲しかったですね。
弥生賞の一週前に松浦亜弥のコンサートに行ったついでに中山競馬場に行ってました。
友人が中山競馬場から歩いて3分のところに住んでるしいい機会なんで。
その時感じた中山の印象先がこれ。追い込み一辺倒では中山では負ける・・・。
TVで観ててもわかるけど、やっぱり内を通った馬ばかりが来てたもんで追い込み馬のディープには厳しいかなって思いました。


そんな心配をよそに弥生賞の追い切りもいつも通りの好時計。
あとは真ん中あたりの枠引いてくれたら・・・。
アチャー。大外orz絶対先行しないわ。
大外枠引いたことにより本番前に先行競馬の試走が事実上無くなりました。


弥生賞当日。その日は前週にも増して内の先行馬が超有利な馬場でした。
外から差して連に絡んだのは未勝利戦2着のトウカイパフィー、ただ一頭だけでした。
パドックもいつもの感じで落ち着いてましたし、状態はよさげ。


レーススタート。前に行ってくれ!との願いも虚しくやっぱり最後方w
前半62.2のスローペース。直線一気で差し届かずかなって覚悟しましたけどね。
そうしたら、3コーナーからの大マクリ。
オイオイっ、強引だな!!
直線入り口で先頭に立つディープインパクト
最内ピタリと回ってアドマイヤジャパン
差し返されるっ!!
ワケ無いですね。全然手応えが違いましたもんw


勝時計2分02秒2  上がり3F34.1秒


クビ差ながらも着差以上の差。
ものごっう強い。凶悪過ぎる。バケモンや。
このときの中山で大外ひとマクリは普通出来ません。
不利な外を多分2100m位は走ったんじゃないかと。
馬場差とかトラックバイアスとか全て破壊しました。
正にディープインパクトなレースでした。


「♪このドキドキはなぜ止まらない♪」(ドキラブ)
ほんとにドキドキもので心にディープがいっぱいになりました^^
でも別のドキドキもありました。
今度の皐月賞はフルゲートの18頭立てやし、同じことしてたらアカン。
スペシャルウィークタニノギムレットの二の舞になるのでは。
馬の能力の高さはハンパでないことを確信しましたけど、競馬は能力順に決まらない。特に中山の皐月賞とかはマギレがありまくるレース。
まだまだ皐月賞には半信半疑でした。
(続く)